白衣高血圧症ってご存知ですか?

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白衣高血圧症とは、患者が病院で診察を受けている際に、ドクターが着ている真っ白なドクターコートを見て、緊張のために一時的に血圧が上がってしまう症状のことです。またの名を白衣症候群、ホワイトコート症候群、白衣現象などとも呼ばれます。精神的な不安やストレスが原因で起こるこの症状は、家庭で血圧を測定するよりも血圧が高くなりがちです。ドクターコートの白さがさらにその不安やストレスを増大させ、症状が酷い場合は、頸動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの引き金となる恐れもあるのです。一時的に血圧が上がっても、健康な人なら時間が経てば血圧も正常に戻ります。しかし、高齢の方や肥満体型の方、生活習慣病を持っている人には、危険な症状の一つです。

Asian doctor on black background

そんな白衣高血圧の症状を和らげる対策として、最近では「ドクターコートといえば白」といった常識を覆すカラフルなドクターコートもたくさん登場しています。例えば、淡いブルーカラーのドクターコートを着ることで、患者さんの緊張を緩和できます。ドクターコート通販サイト「アルファユニ」で販売されているドクターコートにもあるとおり、手頃な価格で購入することが可能です。

ドクター以外にも、看護師や薬剤師、保健師など多くの医療従事者も、カラーバリエーション豊富な制服を着ています。医療業界で多く着られるスクラブなんかがその例です。ドクターコートよりもカラーバリエーションが豊富で、スクラブは何度洗っても丈夫な素材であることから、10年ほど前から医療業界の代表的なユニフォームとして広く浸透していきました。整体院やエステサロンなど、病院以外でも広く着用されるものです。

患者が何かしらの体調不良を訴えて来院しているのに、逆に容態を悪化させてしまっては意味がないので、こういった身だしなみへの気遣いが大切です。

また近年は、医療現場も無理にドクターコートを着用しない方向にシフトしています。スクラブをご存じでしょうか?介護施設やリラクゼーションサロンなど、体を動かすことが多い現場でも用いられている衣服です。
元来、スクラブは外科手術の際に手術着、つまり作業服として着用されていました。医療系海外ドラマをご覧になる方であればグリーンやブルーのスクラブに見覚えがあるかもしれません。
スクラブは汚れても洗いやすく、速乾性に優れているため機能性が抜群です。着脱もしやすく、ボタンやチャックなどの装飾品がなく、あっても業務に支障が出ないよう隠れています。多くの医療現場で採用されており、先ほどもご紹介したアルファユニというサイトでも数多くのスクラブを取り扱っています。
スクラブはカラフルなものが多く、白衣高血圧症を引き起こしづらいと考えられています。刺繍やプリントなどをして、揃いのユニフォームとして採用している医療チームも少なくないそうです。(最終更新

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